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外来診療

診療科目

婦人科

すべての女性のための総合診療科を目指して

対象疾患 及び 特色

産婦人科の対象は全年齢層の女性です。その中で、新生児から学童期までは小児科領域に入りますので思春期から超高齢期までの女性が産婦人科診療の対象となります。したがって、産婦人科医がかかわる疾患は非常に多技に渡りますがここでは年齢を追って解説しましょう。

対象疾患 及び 特色
1. 思春期

この時期には月経(生理)が開始します。月経とは生理的に起こる周期的な出血です。初めて起きる月経を初潮といいます。思春期によくみられる症状は異常月経です。月経が規則正しく起こらない、月経血液量が多い(少ない)、月経出血が2週間以上続く月経痛が強い、等の症状があります。特に月経血液量が多い時には貧血となることもあります。

2.青春期

この時期には性感染症が重要となってきます。性感染症は性交渉を介して移る病気です。クラミジア、梅毒、淋病、B型肝炎、HIV(エイズ)、せんけいコンジローマ等が主な病気です。最近、子宮剄癌の原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の性交渉との関わりがクローズアップされて来ています。そのため性交渉体験前にHPVワクチン接種を薦めるべきとの報告があります。

3.子供を持つ時期

結婚して子供を持つ時期になると子供がすぐにできる人となかなか子供が出来ない人、せっかく妊娠しても流産してしまう人に分かれてきます。子供が出来にくい人は不妊症の検査治療をします。また流産を繰り返す人は習慣流産の検査治療をします。当院婦人科は妊娠成立あるいは分娩に至らないで悩んでいるカップルに福音をもたらすべく診療をしております。その逆に、望まぬ妊娠を回避するためには避妊をします。避妊に関してはピルの服用が一般的になってきました。(ただし、避妊は病気ではないので保険診療の範囲ではなく自費診療となります。) もしも望まぬ妊娠になる可能性があるときはアフターピルを服用します。また、望まぬ妊娠となった可能性がある時にも躊躇せず受診をして下さい。

4.妊娠中の検査と分娩

めでたく赤ちゃんが子宮の中で育ち始めた時には妊娠の診断から始まります。妊娠が安定する妊娠10週位までは1-2週間に1回、妊娠22週位までは4週に1回、妊娠35週までは2週に1回、妊娠36週からは1週間に1回の割合で妊婦健診(妊婦健康診査)をします。(妊婦健診も病気ではないので保険診療の範囲ではなく自費診療となります。)現在、当院は分娩を扱っておりませんので、関連病院の東京リバーサイド病院やご希望の産科診療施設へ適切な時期にご紹介します。

5.分娩後ストレスの悩み

分娩(出産)は心身に大きな変化をもたらすものです。出産したお子様を大事に育てたいがうまくいかずに心がブルーになった状態をマタニティブルーといいます。ブルーだなと思ったらご気軽にご連絡ください。

6.異常な妊娠

子宮外妊娠、絨毛性疾患などの診療も行っています。

7. 子宮筋腫と子宮内膜症、卵巣嚢腫

これらは生殖世代(妊娠可能な時期)の女性の疾患です。子宮筋腫に関しては10年前までは開腹手術療法(子宮摘出術と筋腫核出術があります)が中心でしたが現在では手術療法に内視鏡手術(腹腔鏡手術、子宮鏡手術)が加わりました。さらに、薬剤投与、あるいは筋腫の栄養血管に塞栓物質を注入して筋腫を小さくする方法が開発されたため、治療法に関しては患者さまにわかりやすい説明をすることが重要になってきました。 特に子宮筋腫の場合、月経量が多くなり貧血になることがあります。一般的には主婦検診などで筋腫を指摘されて気が付くこともあります。
子宮内膜症は不妊の原因となること、卵巣子宮内膜症は将来卵巣がんになることがあることなどから現在最も産婦人科医が注意深く取り扱わなくてはいけない疾患となってきました。子宮内膜症の症状は妊娠しづらいこと、月経の時に下腹部が痛むことなど、かなり漠然とした症状が中心です。卵巣の中に子宮内膜症性嚢胞がある場合(チョコレート嚢胞)には経腟超音波検査、MRIなどで診断を付けることができますが、それ以外には内視鏡検査あるいは開腹手術で初めて子宮内膜症の診断がつくことも稀ではありません。生理痛が強い場合には子宮内膜症の可能性がありますので受診をお勧めします。
チョコレート嚢胞も含めて卵巣に液体がたまり腫れた状態を卵巣嚢腫と言います。この場合にも慎重・安全に、かつ治療の後の卵巣機能を考えた治療計画が必要です。

8.更年期と更年期障害

医学的な定義では閉経の前後10年間を更年期といいます。およそ50歳が閉経の平均ですのでこの定義にしたがえば45-55歳が更年期となります。この時期になると卵巣から分泌される女性ホルモン量が不安定になり、様々な症状を引き起こすことがあります。しかし、女性ホルモンの量は個人差があるため30代後半から体調が崩れる女性もいます。症状は主に身体症状と精神症状に分かれます。身体症状は、不規則な月経、不正出血、肩こり、ホットフラッシュ(顔のほてり)、汗をかきやすくなる、全身倦怠感、腰痛そのほかの関節の痛み、肌荒れ、湿疹など多彩な症状があります。特に症状が明らかになくとも更年期には密かに骨粗鬆症が始まっていることもあります。精神症状としては、やる気のなさ、イライラ、物悲しい(やるせない、あるいは心がブルー)、満たされない、などがあります。特にこのような症状が月経前に出る場合には更年期障害とは呼ばずに月経前症候群(PMS)といいます。これらの多彩な症状があり更年期障害かな?と思ったら、いちど婦人科を訪れてください。

9.閉経5-10年の女性の病気

この時期には更年期の身体症状が落ち着くので、自覚的には比較的安定する時期ですが、体内の代謝環境(コレステロール分解酵素の活性低下)などが起こるのでLDLコレステロール(悪玉コレステロール)/HDLコレステロール(善玉コレステロール)の比率が高くなり動脈硬化を来しやすくなってきます。また、中性脂肪の値も高くなりがちで全体的に肥満となり体重を落とすことが困難になってきます。また、糖尿病の素因のある人は糖尿病を発症する機会が増加します。また、更年期の精神症状が残り不安障害、パニック発作などを気にされる方も増加してきます。さらに動悸・息切れも稀ではありません。これらの状態は病気として治療をする必要がないと考える方も少なくありませんが閉経後の女性の人生は短くありません。そのまま放置すると高血圧、脳梗塞、心筋梗塞に至ってしまうこともあり得ます。体調不良を感じたら心身の健康な状態を維持できるよう、中高年女性のヘルスケアのパートナーとして当院婦人科にご相談ください。

10.閉経10年以降

この時期になると排尿障害が増えてきます。トイレの回数が増えるので水分摂取を控える方も増えてきますが熱い時期には熱中症にかかることがあるので注意を要します。
さらに排尿障害の中には尿が膀胱からスムーズに出なくなり膀胱瘤となることが稀ではありません。膀胱瘤は子宮脱、直超脱を引き起こし、骨盤性器脱(POP)となります。また、排尿障害のもう一つの症状に尿失禁があります。咳をした時や物のはずみで膀胱から尿が少し飛び出してしまうことがあります。
この時期のもう一つ怖い病気が骨折です。骨折に至るには骨が折れやすくなる骨粗鬆症の段階がありますが骨粗鬆症は腰痛・関節痛など比較的当たり前の症状のため見逃してしまうことが稀ではありません。閉経前後に女性ホルモンが減少すると骨粗鬆症になりやすくなります。また、両親のいずれかが骨折をしている場合には骨粗鬆症になりやすくなる確率が増えます。

11.産婦人科腫瘍

子宮がん・卵巣がんは比較的若い人から高齢女性まで発症する可能性があります。子宮がん、卵巣がんなどの悪性腫瘍の早期診断・治療に大切なのは検診を受けることと言えます。あなたに安心をお届けできるようにしっかりと診断、治療をいたします。

  
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